今回は2018/11/08(木)に発売されたWiMAXルーター「wx05」をレビューします!
おまけとしてルーターの初期設定の方法も付けていますので、
セキュリティを向上させたい!という方はチャレンジしてみてくださいね。
開封
今回は本体と充電しやすいようにグレードルを購入しました。
付属品はこんな感じです。
本体の他には取扱説明書、USB TypeCケーブル、バッテリー、裏蓋が入っています。
その他、SIMカードも入ってました。
私が使っている「wx03」はmicroSIMで、今回購入した「wx05」はnanoSIMのため交換が必要になります。
ちなみに不要となったSIMは特に返却等必要ありませんので、はさみでカットして捨てましょう。
外観
本体を紹介する前にグレードルについてちょっとだけ紹介します。
まずは正面から。
グレードルの端子は「USB TypeC」です。
続いて裏面です。
こちらは「USB TypeC」と「有線LAN」があります。
アクセスポイントモードにすればWiMAXルーターが子機として動作しますし、
ルーターモード(初期設定)であれば親機として動作します。
自宅にひかり回線とか入れていない場合はこの有線LANすごく便利ですよね。
私も一昔前(5年くらい前?まで)はお世話になってました・・・
さて・・・・
前置きが長くなってしまいましたが、wx05のフォルムを見て行きます!
全体的に光沢があって撮影が難しかったのでグレードルに刺してます。
大きさとしては私の使っていた「wx03」に比べて少し細長くなった印象です。
画面を付けるとこんな感じです。
スピード感がある、エッジの効いたフォントがポイントです。
UIや操作方法は前の機種と変わらなったので、すんなり使うことができました。
こちらは背面です。
ワインレッドのような色合いでとても落ち着いています。
今回から追加された機能
今回追加された少しオモシロイ機能を紹介します。
それはずばり・・・ビジュアライザーです。
色々な情報がグラフで確認できるようになっているのですが、
今回はWi-Fiの混雑状況確認機能やWiMAXの電波受信状況を紹介したいと思います。
まず混雑状況確認機能ですが、開くと以下のような表示となります。
少し画面が小さいかな・・・
ここでは、棒グラフが長いほど混雑しており、短いと比較的空いているといった判断ができます。
画像だと「1」チャンネルがすごく混雑している(たくさん使われていて、混線している)ことがわかります。
逆に「3」や「10」チャンネルは空いているので、このチャンネルを使うと快適にネットサーフィンできそうです。
続いては電波インジケーターです。
WiMAXの電場受信状況がリアルタイムで反映されます。
今までは振り回して「ここバリ3だ!早そう!」という憶測で位置を決めていましたが、
これからはきちんとした数値で最適な場所を割り出すことができます。
私事ですが、実家にWiMAXを持って行くと電波を探すだけで一苦労なので、この機能は重宝しそうです。
初期設定
私も1エンジニアとして、最低限やって欲しい初期設定の方法を書いておきます。
NECのルータはパスワードが完全な乱数になっていないみたいで、時々同じ初期パスワードで違うルーターに入れたりするので
管理画面で「ルータの管理者パスワード」と「Wi-Fiのパスワード」変更しておいた方が安全です。
※少なくても数年前まではそうでした。今は改善されているかもしれません・・・
①ルータにアクセス
「192.168.179.1」にアクセスし、左サイドメニューから「詳細設定TOPへ」を押下します。
②ルーターの管理者パスワードを設定
パスワードを二回入力し、ルーターの管理者パスワードを設定します。
③アクセスできるか確認する
①の画面に戻り、もう一度「詳細設定TOPへ」を押下すると以下の認証画面が表示されます。
「ユーザ名」には「admin」と入力し、「パスワード」は②で設定したパスワードを入力します。
ログインに成功したら正常に「ルータの管理者パスワード」の設定ができたことになります。
④Wi-Fiのパスワードを変更する
念のために「Wi-Fiのパスワード」も変更しておきましょう。
「詳細設定TOPへ」を押下しログインすると、左サイドバーに設定項目が出現しますので、「Wi-Fi設定」を押下します。
すると以下の画面が表示されていますので、赤枠内(暗号化)の「WPA暗号化キー(PSK)」を任意の文字列に変更し、
「設定」ボタンを押下します。
★変更後は一度Wi-Fi接続が切れますが、変更後のパスワードを入力し再接続すると使えるようになります。
★「1234」など簡単なパスワードへの変更は絶対にしないでください。乗っ取られて知らないうちに数十ギガ使われてしまうかもしれません。
まとめ
デザインや端子など「wx04」と大きく変わったところはなく、急いで機種変更する必要はないかと思われます。
今回はバッテリーが膨張して裏蓋が閉まらなくなってしまったので仕方無く交換(機種変更)しましたが、
ハプニングがなければ現機種(wx03)を使い続ける予定でした。
本体(12,960円)+グレードル(3,980円)で合計16,940円の出費は痛いな・・・